親和花園

 

 

嫁菜

夏の終わりから咲く、野山に咲くキクの仲間を総称して

ノギクと呼びます。ヨメナもその一種です。

 

 

万葉集には「ウバギ」、「オハギ」の名で出てくるほど、

古く昔から、春の摘み草として、日本人に親しまれてきました。

本州以南の山野に自生します。草全体によい香りがし、春先の

若菜は食用となり、また、薬草として煎じて、解熱剤、利尿剤として

使われてきました。一般に野草はアクが強いものが多いので、

アク抜きに気を配ります。昔は灰汁を使いましたが昨今は塩や重曹

を入れた熱湯でします。

おひたし、卵とじ、和え物、にします、ゆでて細く刻んだよめ菜ごはんは、

素朴な香りをと、味わいで今も親しまれています。

 

名前の由来

春の若葉が食用となるため、嫁が好んで摘んだ葉、嫁菜となった。

 

 

 似たり寄ったりの、ノコンギクもあるが嫁菜は花の下が長い、

嫁菜は葉がほとんど無毛デ、ノコンギクは細かい毛がある。

 

 

やはり　春は　草もちでなじみ深い、よもぎ、ですね。

 

 

 

 

 

 

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