親和花園

 

 

 

「すみれ、たんぽぽ、れんげそう」と並び称される代表的な

春の野の花、黄色、または白色の花は、日が照ると朗らかに

笑うカのように、上向きに開き、日が沈むと閉じる。

若草色の野原をタンポポの黄色の花が彩るようになると、春も

盛りです。ぽかぽかとした陽を浴びてその中に寝転がると現実を

忘れて、なんだかとても幸せに気分になってきます。

 

タンポポの花のように見えるのは頭花といって、たくさんの花の集まったもの

細い花びら状のものがひとつの花です。頭花の下には緑色の総苞と呼ばれる

ものがあります。

日本には地方ごとに蝦夷タンポポ、関東タンポポ、広葉タンポポ、関西タンポポ、

白花タンポポなどが生えています。ところが最近は都会の道端や空き地、芝生

などには、西洋タンポポ、赤身タンポポなどの外国産のタンポポが幅を利かせています。

外国産タンポポのために日本在来のタンポポが絶滅すると思っている人がいますが、

西洋タンポポは芝生も含めて人が自然を破壊し、日本の野草が侵入出来ない裸地を

飾っているのです。明るい林の下など、いつも草が茂っている土手などでは今も日本の

タンポポは健在です。

都会ではほとんど　西洋タンポポになってしまいましたが、

日本タンポポは受粉しないと種を付けられませんつまりある程度

群落がないと、受粉できない、ため、開発地では西洋タンポポに優占権がを

とられてしまうのが原因か、

西洋タンポポは自家受粉で種を付けられるので、一株から」どんどん

株を増やしていきます。

日本タンポポは春しか開花しないが、西洋タンポポは春から秋まで随時開花

します。日本タンポポは昆虫を媒介して受粉を行なわなければ成らないのですが

自体で種を作ることができます。種は小さく遠くまで飛びます。

たいてい見かけるのは西洋タンポぽです。日本タンポポは田舎に行くと見かけられます。

 

タンポポのコーヒー　いっぺん味わってください。

タンポポの根を刻んで乾燥させコーヒーと　同じように焙煎させて

 

お湯を注げば出来ます。香りは弱いものの色も味もコーヒーと同じです、

カフェインレスなので、寝る前などに適しています。

日本タンポポ

 

 

西洋タンポポ

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