親和花園

 

 

毎度　おなじみの小料理屋の店先の一輪挿し

梅の花から　桃の花に替わっていた。

店内はほんのちょっぴり明るくなっていた。

甘い香のせいであろうか、

菜の花のおひたしは。早春のほろ苦い味がしたけど・

 

切干大根の煮物をいただいた。太陽と風の味がする。

まだ風は強く吹く、

でも真冬より少しやわらかく、

すこし　まろやかな味付けだった。

気のせいであろうか、、、、、

そういえば、　板さん　今日はよく笑う、

早春の色は、どんな色、

例えば薄い黄色かな。

お日様の色が少しずつ明るくなって、

シャワーのように降り注ぐから、、、、、

♪　春色の汽車に乗って　海に連れて行ってよ♪

ふと口ずさむほろ酔い気分に、、、、、

 

季節は替わり行く

 

 

高価なご馳走より　ありふれたので　よいが

季節を味わいたいね、、、、、

 

もうじき　お雛さま、

酸っぱめな　みかん絞った　「しゃり」　で

菜の花散らしに　しましょうか、

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