親和花園

ベツレヘムの星

もうすぐ　クリスマス

我輩幼いころ　クリスマス　と言えば、

何だか、良いイメージ無いのです。

学校に行っていた頃、　クリスマスイブの日は

がっこう、終業式、通信簿が　渡される日、

この日は　いやでいやで　堪らなかった日です。

 

 

キリストが生まれた時に見慣れない星が現れた。

このベツレヘムの星が何だったのかということで、

大勢の天文学者たちは真剣になって沢山の計算を

した、聖書には本当らしく書いてあるからだ、

また、ベツレヘム星という名を付けられた花がある。

細葉のおおあまなと言われるオーニソガララムである。

私はどんな花がお好きですかと訊ねられる時は、この花を

考える。しかし説明に面倒になって訊ねた人が疲れると

悪いから、花弁が六っあって、、、粋な顔をしていれば大体

好きですと答えることにしている。

六方に張って、緑色を帯びた白い花を見ていると、清浄な

星の光を想わないでもない、旧約の列王記略下に、サマリアに

糧食が乏しい時、驢馬の頭だの、鳩の糞などが大層値が上がった

と書いてある。驢馬の頭の方は、ぐつぐつ煮込めば何とかなりそうだが

鳩の糞はどういう事なのか。

これは鳩の糞で、塩の代用したのだった、また聖書の方々に出ている

いなご豆のことだという解釈など、いろいろの説があるが、それはこの

オーニソガララムだという人もいる。目立つものはさまざまな名前が

付くものだが、星から鳥の糞まではずいぶんへ隔りがある。

またこの花をフランスでは、十一時の夫人という、十一時にならないと

目を醒まさない、寝坊な貴婦人である。

 

以前　話題を呼んだ、ナンジャコレ（アルブカ・スピラリス）　も　

オーニソガラム　の仲間でした。

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