親和花園

 

 

 

 

何時までも　暑い暑いと言っていても、

 

我々は季節を　先取りしなぁ　くっちゃぁ、、、、、、

 

「人間のくず」というと、ずいぶんと無能な感じがする

 

また　相当な　きつい　お叱りをうけるかも、

 

実は野草にも「くず」がいる　クズは「屑」ではなく「葛」という

 

名の植物である。

 

クズは昼寝をする植物としても　知られている。

 

夏の日の葉を上へ立てて閉じてしまう。この様にたたんで

 

しまう様子は「眠る」と表現される。つまり、クズはまっ昼間から

 

寝ているんだ。昼寝するぐらいだから、もちろん夜も眠る。夜は

 

逆に葉を下にたらして眠ってしまう。不眠不休で働いている方々

 

からみれば、すいぶんうらやましい生活である。眠ってばかりの

 

雑草だからクズもやっぱり無能なんだろうか、

 

さにあらず、実は高い能力を持った大物なのである。

 

クズは昼寝をするのには、理由がある。光合成能力は一般に

 

光が強くなるほど高くなる、ただし、あまり光が強いと光合成の能力

 

を超えてしまう。そればかりか、強すぎる光は葉にとって害にさえなる

 

のである。

 

だから日の盛りになると、葉は立てて、強すぎる太陽光をやり過ごす。

 

夜になれば光合成を行うことが出来ない葉から水分が逃げ出すのを

 

防ぐために、今度は　葉を垂らし閉じるのである。

 

非常に生育旺盛な雑草といて名を馳せている　悪名高きクズもかっては

 

有用植物、人間生活になくてはならない存在だった。

 

葛きりや葛餅、葛湯の材料となる葛粉はクズの根を粉末にしたもの、

 

いまや　ほかのでんぷんで代用されているが本物志向には無くては

 

ならないものです。

 

吉野の葛など　超一級品です。

 

くず　くず　とは言わないでやりたいですね。

 

 

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