親和花園

 

 

 

「花卉」とは　

 

我々は、職業がら、　何気なくよく使っている　言葉でしょうから、

そんなには　気になりませんが、「花卉」って　本当のところ、

何なんでしょう！

草花なのでしょうか！、野菜なのでしょうか、

以前　奉職してた　園芸試験場は　花卉科、蔬菜科、果樹科

病害虫科、土壌科などに　分離されていました、、、、、、、

花卉とは　

「花卉」とは　「かき」と読みます。

「卉」は「森」の字に似た発想で作られたようです。

　「「木」が少し集まると「林」、たくさん集まると「森」に、、、、、

「屮」が少し集まると「艸」、たくさん集まると「卉」になります。

 

 

「屮」は草の芽生えを表しています。

「屮」には「サ」という音読みはありますが、訓読みはありません、

人名では　「てつ」と読ませています。

「艸」は訓読みで「くさ」、音読みは「ソウ」ですから、読みは「草」と

同じです。

「艸」はあまり使わない漢字ですが、でも　草冠ははこの字から

作られています。

「卉」は訓読みで「くさ」、音読みで「キ」です。

「卉」はたくさんの草を意味します。

「花卉」は　「草花」と直訳できますが、実際には樹木も扱いますので、

我々は「花卉」という伝統的な言葉を使っています。

「花卉」は鑑賞植物に都会意味する言葉、食用は農作物、

「花卉」は食べることなく、それが無くても生活には困らない、

でもあったほうが心豊かになる　不思議な植物、、、、

「花卉」とはそんな存在でしょうか、

 

現在は、「花卉」　読みづらい、　読めない、から

「花き」と　表記に変わりつつあります。

漢字は象形文字　、　元をたどれば　形　から出来ています。

 

我輩は　まだまだ、「花卉」に　こだわりたいですが、

時代にそぐわないかなぁ、、、、、、

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