親和花園

　

 

蕎麦も　新そばが　出始めました。

 

 

〽　臼はひきがら　相手の良さよ

 

相手代わるな　明日の夜も、

 

地方に伝わる、臼引き　歌、

 

 

田植え歌とか、御船の歌の様に、

 

臼を引くとき、蕎麦、米、豆などによって引く速さは

 

異なるが、丁度良い速さで石臼を引くように歌われた

 

もの、歌意は「臼引きは、引き手の上手、下手にもよるが、

 

不出来にもよる。出来の良い臼なら、代わることはなく、

 

いつもその臼だけで、ひこうよ」

 

この種の歌には、必ずといっていいほど裏の意味が含まれて

 

いる。臼のもう一方の意、臼が女性で杵が男性などというのは、

 

承知のこと故、この歌のもう一方の意はおわかりだと思う、

 

秋のさわやかな頃、こつこつ　石臼を引き　そば粉を作る作業

 

想像しただけで睦まじく浮かんできます。

 

 

 

今日は蕎麦引くことなく、

 

これで、そば粉練って　団子にして、囲炉裏で焼いて

 

頂きましょうか。（囲炉裏はないから　コンロで）

 

 

 

 

そば粉を水で溶いてだんご状にしたものが「蕎麦たてこ」

 

椎茸の出し汁だけで蕎麦粉を溶いて食べる「蕎麦かいもち」、

 

それに「蕎麦きり」、すべて蕎麦粉のみで作る、

 

その中で、基本は「蕎麦切り」これが作れないと嫁にいけなかったということだった、

 

素朴で風流な山里の味、もっと、もっと大事にしたいですね。

 

蕎麦は荒地でも　育つというから、、、、、

タグ: わたしのひとり言